今年のはじめ、TOEIC対策のために「金のセンテンス」を使って30日間シャドーイングチャレンジを始めました。
この記事では、その取り組みと得られた成果について報告していきます。

なぜ「金のセンテンス」を選んだのか
今回シャドーイングに使ったのは、TOEIC対策書として有名な「金のフレーズ」の兄弟分である「金のセンテンス」です。選んだ理由は3つ。
- TOEICの単語帳といえば!でお馴染み「金のフレーズ」に収録されている単語が網羅されている
- 「金のフレーズ」よりも文章が長めに作られており、リーディング対策にもなるのではと感じたため
- 収録されているセンテンス数が360個であり、30日で一周できそうだと見込んだこと
「金のフレーズ」は私がTOEIC600点を突破するために使った教材でもあり、その信頼感から今回も迷わず選びました。

実際の取り組み方
取り組みは主に車通勤中に行いました。やり方はシンプルです。
- 行き帰りの計60分間、車内で音声を流しながらぶつぶつとシャドーイング
- 聞き取れなかったり理解できない部分は、停車中にテキストを確認して補強
この方法で、多少の取りこぼしはありながらも、30日間で360個すべてのセンテンスを一周することができました。

30日後に見えた成果
30日間のシャドーイング終了後の2月にTOEICを受験しました。スコアは以下の通りです。
- 2023年4月受験:610点(L380点/R230点)
- 2025年2月受験:645点(L360点/R285点)
約2年のブランクがあったものの、35点のスコアアップを達成することができました。
内訳としてはリスニングスコアが20点下がり、リーディングスコアが55点上がりました。
リスニングが下がってしまったのは誤差範囲でもある気がしますが、公式問題集の音源を使用しなかったことが伸びなかった原因かなと考察しております。
逆にリーディングは狙い通りなのか大幅アップすることができたのでシャドーイングで文章力向上はできたと言ってもよいかと捉えています。
金のフレーズでは文章が短く、30日の取り組みでここまでの成果は得られなかったと思います。
また一方で、シャドーイング自体の技術が向上したと感じています。
始めた頃は、同じセンテンスを30回以上聞いても口に出すことができないことが普通でしたが、30日が経つ頃には英語のリズムに乗って発音できるようになり、文章の大枠を捉える力も向上していると感じ始めています。
単に聞くだけではなく、発話を通してスピーキング力が鍛えられている感覚を実感できたのは、大きな収穫です。
その後も継続できている
一周終えた後も、通勤中の時間を有効に活用しないと気持ち悪い気がしてシャドーイングを継続しています。
2025年4月30日現在、「金のセンテンス」の2周目を終了したところです。
2周目は、1周目よりも一文一文を丁寧に意識しながらできるだけ発音できるように進めたため、時間はかかりましたが、その分理解度も上がっている気がします。

第392回 TOEIC L&R 受けます!
最近、毎日30分×4ヶ月のシャドーイングでリスニング満点という記事を読みました。
正直かなり疑心暗鬼なんですが、それに近しいことをしているので受けて検証してやろうじゃねぇかという気持ちになっています。
受験は2025年6月22日を予定しており、現在シャドーイングは2周目。あと3周して計5周終わらせられるようシャドーイングに励んでいきます。
目標は満点の495点と言いたいところですが、リーディング(も上がると仮定)と合わせて700点が狙えそうな400点とさせていただきます。
また受験後に、結果についてはレポートしたいと思います。

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